恐怖のディナー 後編・にぎり寿司の巻 (再)

2017年03月31日10:11全体に公開

前編で先に焼き肉の話をしてしまったけど

話は前後する

ホットプレートの前に食べた

にぎり寿司の話だ!

元々胃の調子が万全でなかったので

ワシは昼食を抜いて臨んだ!

さすがに腹はそれなりに減ってるぞ(笑)

さぁ!

そしていよいよデカい桶に入ったお寿司のご開帳〜!!!

って…

あれれ?(汗汗汗)

まぐろ

あわび

イカ

サーモン

ネギトロ

いくら

うなぎ

アナゴ

玉子焼

はまち

たこ

エビ

甘エビ…

そんなもんやったと思うけど

全て五貫ずつしか入ってない…

ワシは目を疑った!

何度数えても五貫ずつだ!

繰り返すが出席者は七名だ…

例えばワシがあわびに手を伸ばそうが伸ばすまいが既に二人あぶれてしまうことになる…

例えばワシが全種類一つずつ取ったなら

大ひんしゅくを買うことになる!

かと言ってもじもじ箸の先を噛んでたら

「晋也君ももっと食べやな」

と、ご両親に気を遣わせることになるから

高過ぎず安過ぎないはまち辺りを無難に食べては

いちいち箸を置いてブレイクタイムを挟む

当たり障りの無い会話と

飲みたくもないお茶と

食べたくもないガリで

なんとか空気を循環させる(笑)

でもなんで五貫ずつやねん?

寿司屋側のメニューがこれだから仕方ないのか?

いやいやいやいや、それぐらい融通効かせるやろ?

寿司の手配は全て嫁はんに任せていた…

嫁はんは繰り返す!

「さぁ、みんな、どんどん好きなもん食べや」…

(食べれるかい…)

でもワシや弟さんが

ほんまに自分らのスピードで好きなもんを片付けてしもたら

誰の為のお祝いか判らなくなってしまう(笑)

嫁はんめ、自分はええわいな

座の中心におるんやから

嫁はんから見たら他の全員は気を遣わん近しい人ばっかりやからな(笑)

でも例えばワシから弟さんの奥さんなんて

ほとんど他人みたいなもんやんか(笑)

そこらへんなんでわからんのかな?(笑)

さすがにこれは墓場までは持って行くわけには行かん!

今後の事もあるしな!

で、宴がお開きになり

二人きりになると同時に苦情を言った!

「なんで五貫ずつやねん? あれはあかんやろ?」

「ごめんごめん あれは五貫ずつのセットやったし、残ったらイヤやん? だから敢えて減らしてん、焼き肉もあるし でも次から気をつけるわ…」

やて…(笑)

「減らすんなら種類を減らして、あくまでも七貫ずつ用意しろや!

あんな頼み方するなや!

手を伸ばすのもギクシャクするやんけ

たまたま伸ばした箸が他の人とニアミスしたらどんな顔したらええねん?

めちゃくちゃ気まずいやんけ!

て言うか、『余ったらイヤ』か?

『ぅわ、食べようと思てたのになくなってる』方がよっぽどイヤやんけ?

自分はええわいな、そら座の中心やから…」

という言葉だけは飲み込んだ(笑)

一応向こうも謝ってるねんから

これまた飲み込んだ台詞も墓場まで持って行くとするか…(爆)

              終わり