わらって大虐殺

風が抱き

砂はねむり

風で砂が降り

日傘の死角に

ラップタイム

潮でべろべろになった

遊泳禁止の立て札

裏に狂女が生爪剥がして

引っ掻いてきざみつけた

誰も見ない万物理論

塩吹いた制服が

旗振る、赤

オン、

オフ

左右、

上下

誰も見ない

だからなにもない

脳天にポンコツを喰らう

一瞬には涙は無い、錆くさい

波にうずもれてゆく

港湾の光の意味合い

叫ぼうとも声は無く

全き、畸形の渦にまきとられ

ひっかいた波が

夜光で、傷口がひかり

言葉、みたい

声のない鷺が残像みてえに

水田でドジョウをつついてる

靴下をくるくる巻いて

売春をしても定義がない

だから純潔もない

潮風があってきしむ

どーも聴こえない楽曲がある

泉が湧く音

木星の軋り

諸手をふりあげ

青春が爆発する

蝋のような白い手で

木を切り倒す音が無い

溜め息に

熱量がある

約束がない

だからカーテンコールの

汗だくの爽やかさが

ない増殖する

蚊を叩き潰す柏手が増殖し

一拍の反射が鳥居で返り

手水で返り血痕在り

社殿で反射し無限に殖える

虐殺のチキンカツ

キンカツ

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