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映画スターにも生活が

 ここ、最近、SNSで初代女囚さそりで有名な女優梶芽衣子さんの発言が話題をとっている。

 バラエティ番組に出演しない理由を聞かれ、「(バラエティを)やっちゃうと、これまでの女優生活がなんだったいうことになる。俳優人生を全うしたいから」と答えられたのであった。

 多くの人達が、映画スターの心意気を感じるということだからである。

 映画スターのバラエティ出演と言うことで、ある元映画スターを思い出した。

 それは、不良番長こと梅宮辰夫さんである。

 昔、梅宮さんが明石家さんまさんのバラエティ番組に出演されていた。

 その時、話の流れで、「本当は(バラエティ)に出たくない」という問題発言をしたのである。

 それに対してさんまさんが、「嫌だったら、出なきゃいいでしょ」と言う。

 すると、梅宮さん、「生活があるからな」というのであった。

 このやりとり、映画スターがそんな一般人的なことを言うなよ、と思う人がいるだろう。

 ところが、オイラは、なぜか、梅宮さんらしい、と思ったのであった。

 それはオイラが映画スターというオーラを無視しているわけではない。

 梅宮さんも梶さん同様、実録やくざ映画などで強烈な貫録ある役を演じ、バラエティに出るべき人ではない。

 また、人に夢を与える映画スター、生活がどうのこうのと言うのもいかがなもの、というところがある。

 でも、なぜか、梅宮さんだと、OKだと思ってしまうのである。

 それは庶民的キャラが染みついたとか、映画スターとして落ちぶれたからではないと思う。

 むしろ、庶民的さが含まれての映画スターということなのではないだろうか。

 梶さんのように役者だけを行くのもありだと思うし、バラエティに出演するのもありかもしれない。

 かってのスターぶりを壊すような所まで行かなければ、いいとオイラは思う。